当時は家の近くに幼稚園がなかったため、少し遠い幼稚園に通っていました。もちろん家から遠いので毎日幼稚園バスに乗って登園していました。そして私は当時は問題児でした。と言うのも、お友達に暴力をふるったり、何かいたずらしたりなどの悪さをしていませんでしたが、いつもボーっとしていて先生の話をあまり聞いていないような子でした。なので先生の手をずいぶん煩わせてしまったと今でも反省しています。私はいたって真面目に先生の指示を聞いているつもりでも「○○ちゃんスコップをお片付けしてから教室に来てね。」と先生に指示されたのに「先生スコップどうぞ。」と間違えて先生に渡したりとかなりお間抜けだったのを覚えています。そんな先生にたくさん迷惑をかけてしまいましたが、今でも覚えている事があります。卒園するときに担任の先生が、一人一人にウサギのマスコットをプレゼントしてくれたんです。それは紙粘土でウサギの形に成型されていてピンク色の絵の具で塗られており、ニスで塗ってあってツヤツヤしていました。私はすごいうれしくて今でも大事にとってあります。きっと先生も20何年たっているのにウサギのマスコットを私が持っているって知ったら喜んでくれると思います。