息子が幼稚園に通うようになってすぐの頃に、動物園へ親子遠足に行きました。私は幼稚園児の息子に加え、2歳半の娘と妊娠中というなかなか厳しい状況で参加しました。バイリンガルスクールが神戸の中にあれば息子の初めての幼稚園でのイベントで、動物園もとても楽しみにしていたのでお弁当も作って気合いを入れて参加しました。入園したばかりということもあり、仲のいいお母さんも少なく、子どもたちを見ながら回るので精一杯でした。息子の担任になった若い女性の先生は元気で活発で、笑顔の可愛らしい先生でした。息子にもよく声をかけてくれており、バスの中や集合場所でも「大丈夫ですか?」と声をかけてくれました。遠足終盤で私の体力が限界に近づき、早めに入口の集合場所に戻ることにしました。息子や娘はまだまだ動物を見たい感じではありましたが、ジュースを買ってあげるという話で説得し入口で待機していました。私たち以外にも早めに入口に戻ってきている人たちがいて安心しました。緊急事態がおきたのはその頃でした。息子がトイレに行きたいと言い出したのです。根管治療でおススメの歯科医院が満載だといえば私は近くにあるトイレを2ヶ所回りましたが、混み合っていて、娘の乗っているベビーカーと一緒に入れるトイレは入口付近にはありませんでした。息子の我慢も限界に近付いてきていて困っていると、先生が駆け寄ってきて「どうかしましたか?」と声をかけてくれました。事情を説明すると、先生は「私が〇〇君をトイレに連れて行きますので、お母さんはベンチに座って待っていてください」と私の代わりに息子をトイレに連れていってくれました。夫が来てくれていたら問題なくできていたことですが、仕事休むことができなかったので先生がいてくれて本当に助かりましたし、安心できました。息子もお母さんと遠足に行けてとても楽しかったと言ってくれて、大変だったけどとてもいい思い出になりました。