年少の息子は甘えん坊で泣き虫なところがあります。大きな声ではしゃいだりもするので見た目はからは想像しにくいですが、叱られたりすると深く傷ついてしまうタイプです。幼稚園の先生には息子の性格を詳しく説明してあり、息子を注意するときは優しい言い方で対応してくれ本当に感謝しています。ある時、近所のママさんから息子の指しゃぶりについて「無理やりでもやめさせないと友達にからかわれて可哀そうだよ」と指摘されました。息子が傷つきやすい性格を知ってのアドバイスでしたが、まだ精神面の安心で指をくわえていることも多い息子に注意する気にはなれませんでした。しかし言われると気になってしまい、ネットで「指しゃぶり」について調べてみると「やめさせる方法」ばかりがのっていてとてもショックでした。年少で指しゃぶりしてる子は確かにいないかも。でも息子が傷つくし、やめさせる方法でうまくいくとは思えず悩みました。ちょうど幼稚園の保護者面談の時期でしたので先生に相談したところ「確かに、息子さんはたまに指はくわえていますが、集中して遊んでいるときはくわえていないし、まだ年少さんです。全然やめさせる必要ないと思いますよ」と、誰かにそう言ってもらいたかった言葉をかけて下さり本当に嬉しかったです。先生はきっと私のような、息子の性格を細かく先生に報告したり「子供のことで少し過敏に心配しすぎる母親」の性格を理解して対応してくれたのだと思います。子供も打たれ強いタイプの子には時に厳しく対応したり、放任すぎる保護者には注意したりと子供の性格はもちろん、親の性格まで一人一人理解して、その人にあった対応をしてくれる先生に本当に感激しました。指しゃぶりはたまにまだしていますが、友達にからかわれることもないし、私も気にしすぎてイライラしすぎることもなくなり、先生が私にかけてくれた言葉に本当にささえられました。