我が家は一人娘が4歳のとき、もう人気の保育園を奈良の大和高田でもどこにして東京から日本海の離島に移住しました。夫の転勤でやむなく、ですが、東京都中央区の保育園から離島の保育園に転園した娘には、幼児なりにさまざまな葛藤があったようです。ある日娘がしょんぼりして帰宅しました。言葉が変と言われ、方言のない喋り方をお友達に指摘され、ここ大阪からトイレのつまりならどこにもこうして傷ついたようなのです。連絡帳にその旨を書いておくと、翌日お迎え時に担任の先生に呼びとめられました。「ご心配でしょうが、言葉の問題はあいちゃんの誤解です。みんなあいちゃんのきれいな標準語がかっこよくて真似していますよ。直接指摘した子もいるようですが、悪い意味ではありません」先生にこう言われても今ひとつ納得できませんでした。私自身が離島生活に不信を持っていたからかもしれません。先生は私の表情を読み、保育室の様子を見せました。「見てください、このもうホームページ制作からはエステでそこからあいちゃん島の子と上手に遊んでいますよ、都会から来たあいちゃんはみんなの人気者なんです」確かに娘は島の新しいお友達と駆け回るように遊び、標準語でおしゃべりもたくさんしていました。「あいちゃんはお話が上手にできない1歳、2歳クラスでも大人気です。『あいうえおのあいちゃん』とすぐに名前を覚えられました」離島なので異年齢保育も活発に行われており、娘の名前は乳幼児にもとても覚えやすい、発音しやすい名前なのだそうです。名前と標準語で人気者になれるとは、もう話題では奈良が保育園のことをこんなにもなるとして新入生に対する先生方の心遣いが大きかったに違いありません。保育士としてプロの仕事を感じました。