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先生流の抱っこが必要
3歳の息子が保育園に通い出してもうすぐ半年が経とうとしているのですが、最近息子を抱っこすると「もっとユラユラしてほしい」とリクエストされました。息子の話を聞いていると、それはどうやら眠い時に保育園の先生がやってくれるユラユラ抱っこと呼ばれる抱っこ方法らしく、何度か試したのですが全然うまくいきませんでした。次の日、担任の先生にそのことを伝えるとそのユラユラ抱っこのコツを教えてもらうことができたので、早速その日の夜に実践したのですが、結局息子は私のユラユラ抱っこで気持ちよく眠ることができず、失敗に終わってしまいました。正直ちょっと保育園の先生に嫉妬するような気持ちやなんとかマスターしてやるという気持ちが入り混じって変な感情になっていました。
また次の日に担任の先生にうまくいかなかったことを伝えると、なんとその場で実践して見せてくれることになり、さらにムービーで撮影して参考にしてくださいとのことで、ばっちり撮影させていただきました。その時の息子の顔ったらなんて嬉しそうかとまたちょっとジェラシーな感じでしたが、その日の晩はその動画を参考にしながら息子が求めるちょうどよいユラユラをなんとか実現できたみたいで、ぐっすり眠ることができました。ああ保育園の先生はなんて偉大なのかと思いました。 -
保育園の担任の先生のお陰で仕事を続けられた
子供がまだ小さなころから保育園に預けていましたが我が家は、会社が結構遠くて朝も一番に預けないと間に合わないこともありました。それで朝は、いつもバタバタしていて子供の支度や愚図りで朝食も適当になってしまう事も多くこのまま仕事を続けていていいのだろうかと自己嫌悪に陥る時もありました。ある朝、少し寝坊してしまった上に子供が愚図り泣いて支度をするのが遅くなってしまい遅刻しそうだったので朝ごはんもほとんど食べず車の中で菓子パンをあげて向かいました。保育園に到着してバタバタと預ける時に担任に少し事情を話してお願いしましたが仕事中も罪悪感が強くなり泣きたい気持ちになりながらもお迎えに行った時に何かを察してくれたのか担任が笑顔で出迎えてくれて少し話をしました。お母さん、毎朝大変ですよね。今朝も朝食の事気にされていたけどお子さんは1日元気に遊んでお昼寝もしっかりして楽しそうでしたよ。朝ごはんは、食欲なくて食べない子もいるから食べなくても気を張り過ぎなくて大丈夫ですよ。お昼ご飯もしっかり食べているからと声をかけてくれました。毎日、仕事と家事の繰り返しで夫も多忙でワンオペだったし職場には、急な休みで迷惑かけたりとプレッシャーも凄くてそんな時に優しい言葉をかけてもらったので涙が出ました。この辺りから、保育園の先生にも色々と弱音も吐けるようになってかなり救われました。恐らくこの言葉が無かったら私は仕事を辞めていた可能性が高いので今でも感謝しています。
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子どもの孤独感に寄り添ってくれた幼稚園の優しい先生
うちの幼稚園は男女比に偏りがあり、とくに娘と同じ学年は女の子がとても少ないです。風邪や病気がはやると、「今日は女の子ひとりだけだね!」なんてこともよく起こります。娘は年中さんまでは男女比を気にしたことはなく、女の子が娘ひとりの日だろうがなんだろうが楽しく幼稚園に通っていました。が、年長さんになってしばらくしてから、ついに「男の子たくさんいるのに、女の子少ないのちょっと嫌だな……」と言い始めました。よく話を聞いてみると、男の子たちがヒーロー遊びや戦いごっこをしているとき、女の子たちは仲間にいれてもらえないそうです。確かに年長さんって、男女で遊び方に違いが出始めるころですよね。これはちょっと幼稚園に行かせるのに苦労する日が来るかもしれないな、と覚悟はしていたのですが、ある日ついに、「昨日女の子お休み多かったから、今日は幼稚園ぜったい行きたくない!」と言われてしまいました。泣きそうになっている娘をなだめすかして幼稚園に連れて行くと、先生は既に事情を察していて、「○○ちゃん(娘の名前です)来てくれて嬉しいぞ~」と娘をだっこしてくるくると回ってくれました。「○○ちゃんがいなかったら先生女の子ひとりになっちゃうよ!」と先生が言うと、娘は「ほんとだ! 先生も女の子だ!」と嬉しそうにしていました。その日は特別に、先生のとなりで一緒に先生ごっこをしながら給食を食べたり、クラブ活動に参加したりしたそうです。髪の毛もきれいに編み込みをし直してくれて、お姫様ごっこも満喫したみたいでした。娘の孤独感に気が付いてくれて、「女の子が自分ひとりのさみしい一日」ではなくて、「女の子が自分ひとりの特別楽しい一日」にしてくれた先生には感謝してもしたりません。
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先生がくれた最高のプレゼント!保育園でのエピソード
保育園を卒園してから、既に長い年月が経過していますが、振り返ってみると私自身の人生の礎を作り上げた時期といっても良いのではないでしょうか。今でもはっきりと脳裏に焼き付いています。保育園生活では、当然ながらあれこれと面倒をみてくれる先生の影響が大きくなります。私も随分、先生を困らせてしまった記憶があります。色々と先生との思い出がありますが、特に忘れることができないのが、発表会での一幕です。発表会では保護者や教育関係者を集めて、園児たちが劇を披露します。とにかく、幼少期から目立ちたがりの私は主役のヒーロー役をやりたくて仕方ありませんでした。しかしながら、私以外にも数名の男の子が立候補したため、抽選となってしまったのです。残念ながら、結果的に私はヒーローに倒される悪役を演じることになりました。当時の私は子供ながらに一生懸命に自らに課せられた役を演じました。希望したヒーロー役ではなく、悪役を命ぜられた私に対して、先生は労いの言葉をかけてくれました。そして、卒園を控えた時期に開催された発表会では先生が私をヒーロー役に抜擢してくれることに。先生はどんなことにも主体的に取り組む私にご褒美として、粋な計らいをしてくれました。私にとって忘れられない思い出です。
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入試でわかった幼稚園の先生の優しさ
うちの娘が幼稚園に上がる前、うちの近所には3つ程候補の幼稚園がありました。その中で、とびきり評判が高くキリスト教系の幼稚園がありました。入園に際しては受験もあり、芸能人や有名人の子供らも通う幼稚園でした。受験の合格率はさほど低くはないものの、娘が受験した年は希望者が多く、倍率は高いという噂でした。うちはごくごく普通の一般のサラリーマン家庭であり、そんな有名人の子供が来るようなところではほぼほぼ無理だろうと殆ど諦めておりました。とはいえ、その幼稚園を卒園した子は皆一様に礼儀正しく穏やかな子に育つという評判も聞いており、諦めつつもどこかで「なんとか受かればいいな」とは思っておりました。キリスト系の幼稚園という事もあり、先生は皆さんシスターさんでした。受験当日始めてお会いしましたが、「有名な幼稚園」というところから勝手に持っていた「厳しそう」という事前のイメージとは違い、皆さん優しそうなシスターさんばかりでした。両親と子供、それに対して園長さんのシスターさんと他数名のシスターさんの質問形式という形で受験が始まりました。主に質問は娘に対してされ、最後に「好きな食べ物は?」という質問がされました。うちの娘は偶然かどうか、「にんじん!」と殆どの子供が嫌いな野菜をあげ、シスターさんが「まぁそれは凄い。お母様のお料理がよっぽどお上手なのね」と褒めてくれました。この答えのおかげか、娘は無事に合格し、3年間の素晴らしい幼稚園生活を経て無事に卒園しております。あの時、娘の「にんじん」という答えに満面の笑みを返して合格として下さったシスター方に感謝の気持ちで一杯です。
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個性を認め伸ばしてくれた幼稚園の先生
娘が幼稚園年長さんだったときの先生は、年中さん時代からの持ち上がりで二年間お世話になり、娘本人もよく懐いていて大好きな先生でした。娘が通った幼稚園では、毎年アットホームな園の雰囲気に溢れた発表会が話題になります。子どもたちも先生方もその年一番の見せどころということで一生懸命に練習しています。なかでも主役になるのは卒園前の最後の発表会となる年長さんたち。子どもたちも幼いながらその自覚があるのでしょう、心をこめて歌や合奏、劇の練習に励んでいます。私の娘は赤ちゃんの頃から身体が小さく、恥ずかしがり屋でなかなか人前で大きな声が出せません。発表会に向けて緊張が高まっているようでしたが、クラスで「エルマーとりゅう」の劇をやることになり猫の役があると聞いて顔色を変えました。猫が大好きな娘はどうしてもその役をやりたくなったようなのです。でも、猫は劇中で主人公エルマーのサポート役としてずっと旅のお供をする重要な役柄。ダブルキャストになりますがそれでも出ずっぱりで台詞もとても多いのです。大丈夫なのだろうか、という不安もよぎりましたが、先生もクラスのみんなも娘の気持ちを受けとめ「猫といえば◯◯ちゃんだよね」と応援してくれたらしいのです。やりたい役に決まったことももちろんですが、みんなに温かく受け入れられてもらったことが嬉しかったらしく、娘も練習を頑張っていました。ダブルキャストの子とは20センチほど身長差があり、発声も控えめでしたが先生が「そこがかわいい」「どちらの猫ちゃんも最高」と何度も褒めながら励ましてくださり、娘にとっても私たち家族にとっても忘れられない出し物、発表会となりました。個性を認め優しく声をかけ続けてくださった先生のおかげで、娘も自分の性質に萎縮することなく「私は私」という気持ちで現在も伸び伸びと過ごすことができています。本当に感謝の気持ちでいっぱいになるできごとでした。
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子供のやり方をほめてくれた幼稚園の先生
幼稚園では絵を描いたり、工作をしたりする機会が多いものですが、うちの息子はそれらがあまり得意ではありませんでした。私は幼稚園の教室にはってある子供達の絵をみながら、「どうしてうちの子が描く人は、腕が首から出ているんだろう。手足のバランスもおかしいし。」「どうしてうちの子は色をこれだけしか塗っていないのだろう。みんな、もっとカラフルにぬってきれいなのに。」などとよく思っていました。けれど、あるとき幼稚園の参観日で息子の作品づくりを見ることがありました。折り紙をはさみで切ったものを、のりで貼って絵や模様にするというものでした。見ていると、息子はとても作業がゆっくりでした。他の子よりもとても遅く、なかなか形にならないので、私はだんだん心配になってきました。先生も息子の様子をよく覗き込んでいたのですが、そのとき私にこう言われました。「Kくんは、とても作業がゆっくりですね。だけど、お母さん、これとても細かいでしょう?こんなに細かく切っているのはKくんぐらいですよ?それをもくもくと貼っていて、とくにこの下のところを揃えて貼るのはこだわりがあるんだと思いますよ。すごいです。」私はそれを聞いて、「ああ先生はそういう風に子供を見てくれているんだ」ととてもほっとし、うれしく思いました。私はそれまでできないことにばかり気が向いていましたが、先生のように子供をみていきたいなぁと思いました。
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保育園の頃の私の実体験
私は母親が昔から働いていたので、幼稚園ではなく保育園に通っていました。
今でも忘れられない保育園での実体験は、毎日自分が一番最後まで保育園に残っていたということです。
母親の仕事柄お迎えの時間が他の子より遅く、いつも大体夜の7時くらいまで残っていました。
その時のエピソードですが、いつも一人で最後まで残っていた私に保育園の先生たちはとても優しかったです。
保育園に常備してあるお菓子をコッソリ食べさせてくれたり、遊びの相手をしてくれたり、とにかく私に一番最後まで残されている寂しさを感じさせないようにしてくれていました。
このような生活が2年くらい続きましたが、保育園をいよいよ卒業するという時一番祝福してくれたのが園長先生でした。
私が毎日残されている時も園長先生が遊びの相手をしてくれたこともあり、本当に優しくて良い先生でした。
私は今40代ですが、未だに保育園の頃の思い出を忘れないくらい覚えています。
やはり、寂しい思いを含めた思い出というのは、そう簡単には忘れられないものですね。
小学校に入ってからも寂しさで性格が歪まずにいれたのは、保育園の先生たちのおかげだと思っています。
いい加減な先生だったとしたら、私はその後ぐれてしまっていたかもしれないと思うと感謝でいっぱいになります。 -
幼稚園の先生がなんと二人も花嫁さん
年少チューリップ組の頃と年長ひまわり組の頃に、担任をしてくれた先生の二人は、それぞれ個性が真逆だったのですがとてもやさしい先生でした。年少チューリップ組の先生はぽっちゃりしていて、子供たちがくっついたりじゃれたりしてたくさん甘えた先生。年長のひまわり組の先生は、細くて運動神経が良く、幼稚園の庭園へお遊戯室でたくさん体をつかって遊んでくれた先生でした。子供たちは、そんなせんせいのおかげで、元気いっぱいに育ちました。そしてついに卒園が迫った時期のことですが、なんと父兄たちに、お手紙でこのお二人の先生がお嫁さんになることわかったのです。こどもたちは、先生方が心から大好きで、子供どうして先生の取り合いをしているほどでした。先生をお嫁さんにしたいと、言っていた男のもいました。女の子も、男の子も、自分たちの大好きな先生は自分たちだけのものだと思っている雰囲気を父兄は感じ取っていたのです。それで、多くの父兄から、先生お二人に申し訳ないのですが、ご結婚のことは幼稚園では秘密にしてもらいたいという意見が出ました。しかし、卒園式の準備を心を込めてしてくださる先生の姿を見ていると、何かお祝いをしてあげたいという声が、後から父兄の中からでてきました。それで、私たちの中でお裁縫が好きな人が集まり、きれいなレースを使って、お花でデコレーションしたヴェールを作って、卒園式の最後に先生の頭につけてあげることになりました。もちろん、子供たちの気持ちも配慮できるように渡すときの工夫を考えました。当日、子供たちも先生も何も知りませんでしたが、園長先生に承諾をとりラジカセで結婚式の曲を最後の教室でかけました。子供たちも、先生も、曲を聴いて最初驚き、ざわざわしました。そして、隠してあったヴェールを先生お二人の頭にのせてあげました。すると、子供たちは、素敵なヴェールを頭にのせてもらった先生がとてもかわいくて、嬉しい悲鳴があちこちからわきました。この演出が成功し、子供たちは、練習もしてないのに自主的に口々におめでとうと大きな声で言い、みんなで喜びました。とても、いい思い出です。
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幼稚園の先生に出した暑中見舞いを褒められてニコニコの息子くん
息子は今3歳で、今年の春から幼稚園へ通い始めました。あまり物おじしない子で、幼稚園も「むちゃくちゃたのしい~!」と言いながら元気に通っています。しかし、コロナの影響で4月は休園。5月になってやっと1日2時間程度登園できるようになり、6月にようやく午後保育が始まりました。そしてあっという間に8月になり、幼稚園は夏休みに。夏休みが始まってからは、息子は毎日「今日は幼稚園行かないの?いつ行くの?」と言っていたんです。先生やお友達と遊びたいんだろうなと思いつつ、どうしてあげることもできません。どうしようかと考えていたある日、担任の先生から暑中見舞いが届いたんです。「先生からお手紙が来たよ~」と言うと息子は大喜び!お返事を書こうかと言うと激しく頷きました。とはいっても息子はまだ文字を書けないので、切ったオクラを使っていろんな色でスタンプを押してもらいました。そして新学期。帰宅した息子に今日は何をしたのかと聞くと、「○○先生がお手紙ありがとうって言ってた!」とニコニコしながら教えてくれたんです。きれいだったね、カラフルで素敵にできていたね、とすごくほめてくれたらしく、普段楽しいという割には幼稚園での出来事を話してくれない息子が、テンション高く話してくれました。それを聞いて私も非常にうれしかったです。