保育士の先生の対応
私が幼稚園に通っていたときの先生は、まだ20代前半くらいでとてもきれいな女の人でした。子供心にこんなにきれいな女の人がいるんだなあと、自分は女の子ですがあこがれていました。キリスト教のプロテスタント教会にある幼稚園でしたので、クリスマスのイベントが盛大に行われたのですが、飾りつける星を一緒に作ったことが楽しく記憶に残っています。また、クリスマス当日には、クリスマスケーキを先生が一人一人のお皿に取り分けてくれたのも楽しい思い出です。冬になると空気が乾燥するので子供たちは手がガサガサになってしまいました。それに気が付いた先生が、「みんなイスをわっかみたいに丸く並べましょう。」と言ってクラスの全員をぐるっとイスに座らせました。「ちょっと待っててくださいね。」と奥に引っ込んでからしばらくすると教室に先生は戻ってきました。手には何かを持っています。それはハンドクリームでした。先生はハンドクリームの缶のふたを開けて、一人ずつ子供たちの手の甲にクリームを塗ってくれたのです。先生の優しい気持ちが伝わって、とても幸せな気分になったのを昨日のことのように覚えています。みんなとてもうれしくて、ニコニコ顔を見合わせた冬の出来事でした。
認可外保育所の実情
うちの子は小規模の認可外保育園に通っています。同い年の3歳児クラスのお友だちは合わせて8人です。保育園の特徴として、3歳児クラスさんからは小学校就学へ向けてなんでも自分でさせる、という厳しい面があります。そして、1日の中でお片付けの時間というのが何度かあるそうなのですが、ある日のことです。さぁお片付けの時間だよ、と先生が言っても誰もお片付けを始めようとしませんでしたが、うちの子だけはお片付けをしようと始めたそうです。それを大変褒めてくださったというエピソードです。自宅ではお片付けがまだまだ下手で、お片付けしようと言っても気がならないことが多くて上手にできないのですが、保育園の集団生活においては先生の言うことを聞いたり、自ら率先してお片付けができたことをとても褒めていただきました。普段は発達が遅れ気味のうちの子に対して、できないことや問題点をそっくりそのまま私たち保護者に伝達してくださるので、落ち込むことがほとんどです。でも先生はそれを個性として捉えてくださっています。うちの子はなにをやるにもマイペースな短所に関しても、適当にやり過ごすのではなく、丁寧に物事を行うという長所も見つけてくださいました。
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