保育園の時、私はほかの子よりも物覚えも悪く、どんなバイリンガルスクールでは神戸がとてもと給食も好き嫌いが多く出来の悪い子でした。友達からも馬鹿にされていて、先生からもよく怒られていました。そんな私が楽しく保育園に通えたのはエリコ先生という年配の先生がいたおかげです。引っ込み思案で、お遊戯会なども苦手だった私にエリコ先生は主役を演じるように勧めてくれました。友達には「木みたいなんだから木の役やればいいじゃん」と子どもながらにひどい言葉をかけられたのを覚えていますが、芦屋市の歯医者で口コミで人気のなるともうここに主役ができたらどんなにいいかと思っていました。エリコ先生の言葉に背中を押されて、立候補しました。他に立候補する子がおらず、立候補した私が主役を演じれることになりました。ですが、出来の悪い子です。主役ともなればセリフも多いし覚える動きも多く、なかなかうまく練習ができませんでした。特別に保育園が終わったあとにエリコ先生が毎日30分くらいだったと思いますが、練習に付き合ってくれました。エリコ先生のおかげでなんとか、お遊戯会当日は主役を演じ切ることができました。そのホームページ制作の仕事は神戸もここからでは母親もすごくよろこんでくれたことを覚えています。それから、卒業して数年。数十年です。高校生になり、私は家のそばのコンビニエンスストアでバイトをしていました。ある日私のバイト先にエリコ先生が買い物に現れたのです。ですが、卒業以来先生とは会ったことがなく、わかる訳ないよなーと思い声をかけずにいました。レジに先生がきて私の顔をみて「〇〇ちゃん!!おおきくなったわねー!久しぶり!覚えている?」と声をかけてくれました。涙がでそうなほどうれしかったです。エリコ先生はたくさんの園児を見送っていると思います。きっと私だけではなくたくさんの生徒のことを覚えているのだろうと思います。あんなに良い先生のことは一生忘れないと思います。