れんらく帳

保育園の先生とのエピソードです。この奈良の大和高田でも保育士を求めることには離婚したばかりで私は元気が無く、私も娘もすっかり離婚する前の二人では無くなってしまっていました。パパとは出会って一度も喧嘩をした事がなく突然離婚をする事になってしまったので、傷が大きく、娘の為に元気を出そうと頑張っても心から笑えない状況。その事が娘の心にも影響している様でそれがまた苦しかったです。昔は子供たちがいる場所へ行くと必ず真ん中で沢山の子たちに囲まれていた娘。離婚後、娘が入った保育園は田舎の小さな保育園で、クラスのほとんどの子が小さいクラスの頃からずっと一緒でした。どんなにトイレつまりから岸和田でもここでなかなか仲間に入れて貰えないようで今日は一人で遊んだという娘。保育園の状況を知りたかった私は、れんらく帳に、『娘は保育園でどんな様子ですか?離婚前はお友達と仲良くなる事が上手な子でした。私の離婚のせいで自信を失ってしまっている様なんです…』と書いた所。先生の返事はとても冷たく『そうなんですね。とても大人しい子です』と書かれていました。当時先生は忙しくてひとつひとつの問題になんて構ってられないような様子でした。ここから転職する 薬剤師には文章から『面倒くさい』という気持ちも伝わって来ましたが、このままの悲しい気持ちでお返事してはいけないと思い。ほっと一息ついて、心が落ち着いた後、諦めずに『お忙しい中お返事ありがとうございました。私が娘を心配している事が問題だという事に気付きました。今の娘の穏やかで優しい部分も好きなんです。先生には感謝しています。これからもよろしくお願いします』とお返事を書きました。するとその次のお返事はとっても温かいもので『まだ保育園へ入ったばかりできっと本当の姿を出せていないんだと思います。神戸で麻酔を使った胃カメラ検査を行うにはここできっと出していけると私も思っています。楽しみにしています!』と書かれていて、私の気持ちが伝わった様な気がして涙が出てしまいました。それからは、保育園生活に徐々に慣れていった娘。明るく元気にお友達と過ごし、その姿を見た私も安心していき、元の私に戻れました。先生とはそのれんらく帳をきっかけに仲良くなれて、結局2年持ち上がりで担任の先生をして頂き、一人で奈良で話題の保育園を大切にするといっても卒園式ではお別れが寂しくて泣いてしまいました。『感謝する心』、『今の娘をいつも肯定してあげる事』を学びました。