自宅まで送り届けてくれた!幼稚園の先生に感謝

幼い頃からやんちゃだった私ですが、幼稚園時代にお世話になった先生には色々と面倒を見てもらいました。実の母親よりも、可愛がってもらえたのではないでしょうか。私の両親は共稼ぎであったこともあり、遅い時間帯でも幼稚園に居残ることも度々ありました。先生は「お腹が空いた」といって泣きじゃくる私に対して、優しく接してくれたことを覚えています。数多くの思い出がありますが、中でも印象的だったのが、ある時いつも迎えに来てくれる母親が同僚の不幸に伴い冠婚葬祭に出席しなければならない都合で、先生に自宅まで送ってもらった時のことです。その日は天気予報が外れて、夕方から激しい雨模様になりました。幼稚園から自宅までは、歩いて45分ほどかかりますので、本来ならば車での移動が妥当ですが、先生は車の運転免許も持っていないため雨の中をテクテクと二人で歩くことに。先生は大騒ぎしながら歩く私をしっかりと自宅まで送ってくれたのです。当時は何とも思いませんでしたが、後から振り返ると本当にありがたいことでした。長靴を履いていなかった私の足はびしょぬれ状態になりましたが、先生は靴下を脱がせてくれたり濡れた体を拭いてくれたりしてくれました。忘れられない思い出です。