保育園で先生や家族に褒められたことがその後のきっかけになった話

私が保育園に通っていた時、定期的にいろんなものに対してブームが来ていました。例えば、パズルゲームが流行った時は、流行していたアニメの絵柄が描かれたパズルをみんなで解くことが流行っていました。他にもオセロゲームが流行したり、塗り絵が流行したり、かくれんぼ、色鬼、なぞなぞ…いろんなブームがありました。その中で当時私が変わらず好きだったことは、絵を描くことでした。塗り絵ブームが起きた時から、なんとなく雨の日は屋内で絵を描いたりするようになっていたのですが、時々先生から褒められることがありました。やはり褒められると嬉しくて、もっと描こうと思ったことが記憶に残っています。ある日、みんなで生きているウサギを目の前に置いて、お絵かきをしたことがありました。一生懸命描いていると、先生がまた褒めてくれます。「うまいね、ここがすごく上手に描けているよ。」と言われ、私は鼻高々。後日その絵は市の美術展に出品されました。それを家族で観に行ったときに、親からも上手に描いたねと褒められたことがすごく記憶に残っています。それから絵を描くことが益々好きになり、絵を仕事にしたいなと思うようになりました。その後成長した私は美術系の大学へ行き、絵を描く仕事に就きました。もしも、保育園時代にうまいねと褒められなかったら、私は全然違うことを仕事にしていたかなと今思います。