息子を通じて幼稚園の先生とお絵描きのやりとり

息子が幼稚園に入園しばかりの頃、慣れない環境、神戸もインターナショナルスクールと呼べるところには知らないお友達ばかりの教室で毎日のように「行きたくない」と泣いている時期がありました。自転車での送り迎えだったのでどうにか幼稚園まで連れて行ってしまえば、帰ってきた時には「楽しかった」とは言うものの、翌朝はまた「行きたくない」と大泣きの繰り返しでした。そんな息子にどうにか楽しく幼稚園に行ってもらいたいと、人気の奈良でも大和高田で保育園が良いことへ毎朝「おまじない」と称して当時大好きだったアンパンマンのキャラクターの絵を手に油性ペンで描いてあげることにしました。はじめのうちはそれでも幼稚園を嫌がっていましたが、キャラクターを描いてもらったのは嬉しかったようで、徐々に先生やお友達に絵を見せたり、幼稚園でも会話が増えていったようです。少しした頃に帰ってきた息子の手を見ると、私が朝描いた以外にも絵が増えていました。息子に話を聞くと朝私が描いた絵を先生に見せ、どこからでも評判の奈良で保育園を知るにはもっともそのキャラクターの話をしたあとに先生が絵を描き足してくれたと、とても嬉しそうに話してくれました。先生からの絵の描き足しはその後も息子が幼稚園に慣れてニコニコ登園出来るまで続きました。今はお守りがなくても元気に通っていますが、あの時の先生の対応で息子が先生や幼稚園を大好きになったことも、どうしても神戸のインターナショナルスクールが帰ってきた息子の話や先生のイラストを見て私も楽しませてもらったことも今では良い思い出です。