ウサギのマスコットをくれた幼稚園の先生

当時は家の近くに幼稚園がなかったため、少し遠い幼稚園に通っていました。もちろん家から遠いので毎日幼稚園バスに乗って登園していました。そして私は当時は問題児でした。と言うのも、お友達に暴力をふるったり、何かいたずらしたりなどの悪さをしていませんでしたが、いつもボーっとしていて先生の話をあまり聞いていないような子でした。なので先生の手をずいぶん煩わせてしまったと今でも反省しています。私はいたって真面目に先生の指示を聞いているつもりでも「○○ちゃんスコップをお片付けしてから教室に来てね。」と先生に指示されたのに「先生スコップどうぞ。」と間違えて先生に渡したりとかなりお間抜けだったのを覚えています。そんな先生にたくさん迷惑をかけてしまいましたが、今でも覚えている事があります。卒園するときに担任の先生が、一人一人にウサギのマスコットをプレゼントしてくれたんです。それは紙粘土でウサギの形に成型されていてピンク色の絵の具で塗られており、ニスで塗ってあってツヤツヤしていました。私はすごいうれしくて今でも大事にとってあります。きっと先生も20何年たっているのにウサギのマスコットを私が持っているって知ったら喜んでくれると思います。

幼稚園・保育園の先生に教わった勉強が役立った経験

昔は勉強ができなくて何度も身近な先生に教わっていました。例えば幼稚園・保育園の先生が優しく教えてくれて記憶には残っています。私は昔から算数や国語の勉強ができなかったので簡単に教えてもらっていました。幼稚園・保育園の先生でもしっかり大人になるための勉強を教えてくれました。記憶にあるのが数を数えるというエピソードです。数字の数え方が分からない私に幼稚園・保育園の先生が教えてくれた話です。先生は私を呼んで丁寧に教えてくれたので泣くこともなかったです。昔は勉強ができなくて泣いたのでそれで怒られていました。しかし幼稚園・保育園の先生は個人にも優しかったので私は安心していました。そういう教え方ができる幼稚園・保育園の先生の存在は今でも凄いと思っています。そして先生の影響で進学してもあまり勉強には抵抗感がなかったです。特に数字を数える時は幼稚園・保育園の先生の方法を思い出しました。先生は道具で数字を教えてくれたので覚えやすかったです。その方法だと子供でも分かりやすくて本当に慣れていると思いました。また相手は常に笑顔で分からない部分を教えてくれたので覚えています。こうした幼い頃のエピソードがあって今の自分が作られているような感じがあります。

先生流の抱っこが必要

3歳の息子が保育園に通い出してもうすぐ半年が経とうとしているのですが、最近息子を抱っこすると「もっとユラユラしてほしい」とリクエストされました。息子の話を聞いていると、それはどうやら眠い時に保育園の先生がやってくれるユラユラ抱っこと呼ばれる抱っこ方法らしく、何度か試したのですが全然うまくいきませんでした。次の日、担任の先生にそのことを伝えるとそのユラユラ抱っこのコツを教えてもらうことができたので、早速その日の夜に実践したのですが、結局息子は私のユラユラ抱っこで気持ちよく眠ることができず、失敗に終わってしまいました。正直ちょっと保育園の先生に嫉妬するような気持ちやなんとかマスターしてやるという気持ちが入り混じって変な感情になっていました。
また次の日に担任の先生にうまくいかなかったことを伝えると、なんとその場で実践して見せてくれることになり、さらにムービーで撮影して参考にしてくださいとのことで、ばっちり撮影させていただきました。その時の息子の顔ったらなんて嬉しそうかとまたちょっとジェラシーな感じでしたが、その日の晩はその動画を参考にしながら息子が求めるちょうどよいユラユラをなんとか実現できたみたいで、ぐっすり眠ることができました。ああ保育園の先生はなんて偉大なのかと思いました。

保育園の担任の先生のお陰で仕事を続けられた

子供がまだ小さなころから保育園に預けていましたが我が家は、会社が結構遠くて朝も一番に預けないと間に合わないこともありました。それで朝は、いつもバタバタしていて子供の支度や愚図りで朝食も適当になってしまう事も多くこのまま仕事を続けていていいのだろうかと自己嫌悪に陥る時もありました。ある朝、少し寝坊してしまった上に子供が愚図り泣いて支度をするのが遅くなってしまい遅刻しそうだったので朝ごはんもほとんど食べず車の中で菓子パンをあげて向かいました。保育園に到着してバタバタと預ける時に担任に少し事情を話してお願いしましたが仕事中も罪悪感が強くなり泣きたい気持ちになりながらもお迎えに行った時に何かを察してくれたのか担任が笑顔で出迎えてくれて少し話をしました。お母さん、毎朝大変ですよね。今朝も朝食の事気にされていたけどお子さんは1日元気に遊んでお昼寝もしっかりして楽しそうでしたよ。朝ごはんは、食欲なくて食べない子もいるから食べなくても気を張り過ぎなくて大丈夫ですよ。お昼ご飯もしっかり食べているからと声をかけてくれました。毎日、仕事と家事の繰り返しで夫も多忙でワンオペだったし職場には、急な休みで迷惑かけたりとプレッシャーも凄くてそんな時に優しい言葉をかけてもらったので涙が出ました。この辺りから、保育園の先生にも色々と弱音も吐けるようになってかなり救われました。恐らくこの言葉が無かったら私は仕事を辞めていた可能性が高いので今でも感謝しています。